高齢者見守りネットワーク

認知症が原因で行方不明になる方は、全国で毎年1万人を超えます。そのうちの大半の方は所在確認ができますが、所在確認てきない方もいます。

足利市では、日常生活や業務の中で見守りを通じて、高齢者の虐待・事故・詐欺・孤立死・認知症等による行方不明等の防止及び早期発見・保護を進めていく『高齢者見守り事業』に、たくさんの団体や企業に参加していただき、今年3月に見守り協定の調印式を開催しました。(市のページはこちら→見守り事業

将来的にはこのネットワークが、子どもや障害者なども対象になっていくでしょう。 

 今日保育園のお迎えの時に、シルバーカーを押して歩くおばあちゃんが居ました。

もしかしたら認知症かなと思うような格好で、広い歩道があるのに車道をゆっくり(転びそうにと形容しても良いような感じで)歩いていました。

心配になったので車を止めて歩道に誘導し声をかけると、あまり会話にはならないながらも、家が近くだと言っているのが分かりました。車で送ろうと申し出ても、大丈夫だと断られました。

近くで見ると、服には名前が書いてありました。
少し様子を見ていると、歩きながら歩道や車道の雑草を抜き出したので、やはり心配になり市役所に電話して、担当の民生委員さんに連絡がとれました。

民生委員さんはすぐ来てくださり、おばあちゃんを家まで送っていただけることになりました。

顔がわかる民生委員さんが来るとおばあちゃんはにこやかになり、すぐに進行方向を変えて、民生委員さんの後について家に向かって歩き出しました。

民生委員さんがご在宅で良かった。すぐに対応して下さり、本当に助かりました。

すごくありがたいと思ったのは、私が電話をしている間に、たまたま通りかかった地元の企業の方が車を止めて様子を見に来られたこと。その企業は介護事業所も運営しているとのことで、介護の方を呼んでくださいました。見守りネットワークの存在を実感しました。
今回の地域は私はあまり詳しくない場所でしたが、
ご本人の名前と、この近くに住んでいるとの事が分かったため、市役所で住所と民生委員さんを特定でき、民生委員さんに連絡することができました。

でも、もし名前が分からなかったら…

ご本人と会話ができなかったら…

自分が詳しくない地域では担当の地域包括支援センターもパッと出てこないし、担当は元気高齢課かな?社会福祉課(民生委員の担当はここ)かな?と相談窓口がいっぱいあって、連絡先を悩んでしまいます。

でも、そんな時は、警察に連絡すれば大丈夫です。

また、近くの商店の方に聞いてみると分かることもあります。

何か変だなと思ったら、少し立ち止まってみてください。