2月22日の今日は、ニャンニャンニャンの猫の日ということで、
昨年から始めた地域猫活動について書いておこうと思います。なんだか最近、あまり更新していなかったので、猫の話題が連続してしまいますね・・・
10月から、地元の方にご協力いただいて始めた、猫を捕まえて・不妊去勢手術をして・元の場所へ戻す「TNR活動」で手術できた猫は、7匹になります。
この活動で手術した猫は、再度捕獲されないよう、不妊手術済みの印として耳先を少しだけカットします。
たった7匹だけど、猫の繁殖能力を考えると、将来野良猫になるかもしれない100匹の猫を減らした と言っても過言ではないと思っています。
TNR活動は手術するだけの活動ですが、
これが、TNRした野良猫をルールに沿って地域で見守っていく『地域猫活動』に繋がるよう、地域の方とコミュニケーションをとり続けています。
現在TNRを行っている場所の周辺地域800世帯ほどへ、地域猫活動のチラシをお配りしました。
不在の方にはポスティングを、在宅の方にはご説明と共に、周囲の猫の状況などをお伺いしています。
飼い猫を手術されてしまった!という事のないよう、活動を広く知っていただきたいと思ってチラシ配布をしましたが、
色々な方とお話をする中で、野良猫に餌をあげている方、飼い猫を外飼いしている方、ご自身でTNRをしている方など様々な方がいらっしゃることも発見できました。
同時に、野良猫問題という視点から地域を見ると、問題は思った以上にたくさんあるということも分かりました。
そして現在TNRを行っている地域以外に、新たに3地域、TNRを始めてみようという話が進んでいます。
1つの地域は、野良猫問題により、餌をあげる方とご近所の方が相当不仲になっている地域。
1つ目は、普段から屋根や庭先に野良猫が集まり、ざっと数えるだけで20匹を超す猫屋敷となっているお宅。
もう1つは、野良猫が敷地内に悪さをして困っているんだ・・というお宅。
3つ目の地域は、そこに来る猫が野良猫なのか飼い猫なのか調べる段階から始めないといけませんが、
他2つの地域は、餌をあげている方と近所の方のTNRへの理解が得られており、具体的に進められそうです。
その場合できれば、TNRの際に、餌をあげている方やご近所の方に捕獲後の運搬をやっていただきたいと思っています。
車が無いなどどうしても無理なようなら、猫が捕獲されたかチェックして・捕獲されたら電話連絡して・罠に布を掛ける(恐怖心の軽減)事をして頂くなど、
何らかの形で必ずその地域の方に関わっていただく予定です。
そこに私やボランティアが入りコミュニケーションを取っていく事で、地域猫への理解が深まり、野良猫問題に取り組む体制を築いて行ければと思っています。
●地域猫活動についてはコチラをご参照ください。
●私が、避妊去勢手術の無料チケットを貰っているのは、どうぶつ基金さんです。