立候補者説明会参加者の報道で、地元新聞紙に私が戸籍名で記載されていた件について。
今後の活動は戸籍名で行うのかというお問い合わせが多いので、
今後も金子ひろみで活動していくご報告と、なぜこうなったかをご説明したいと思います。
私は議員になってから結婚したため、議員活動は旧姓の金子を使用しています。
私が戸籍上の名前で呼ばれるのは、私の子ども関係で母親として呼ばれる時と医療機関受診時くらいで、金子で呼ばれる機会が多いために、戸籍上の名前で呼ばれても気付かないくらいです。
戸籍上は、夫の姓である山田となっています。
先日行われた立候補者説明会の受付用紙は
『氏名(戸籍名)』『通称登録する名前』の2つを記載する欄がありました。
そのため私は、氏名欄には戸籍名の山田裕美、通称登録する名前欄に金子ひろみと書きました。
昨年までは足利市独自の様式だったので
『普段使っている議員名』と『戸籍名』と『通称登録する名前』の3つ記載する欄がありましたが、
選挙管理委員会が栃木県から様式を県で利用しているものに統一するように言われたため、
今年は『氏名(戸籍名)』『通称登録する名前』の2つの名前を記載する用紙となったそうです。
そして、『氏名(戸籍名)』の部分には金子裕美(戸籍名・山田裕美)と2つの名前を記載するのではなく、戸籍名のみを書くようにとのことで、私は『山田裕美』と記載したわけです。
県にも確認してもらいましたが、この記載で間違いないとのことです。そのため、記入欄は1行しか書く余裕がありません。
地元新聞は、
『氏名(戸籍名)』の場合には、
『金子裕美(山田裕美)』と書くのが常識だから、私が記載した通りの氏名『山田裕美』をそのまま掲載したとのことです。
それが戸籍上の名前だと分かっていたなら『山田裕美(戸籍名)』と記載したが、戸籍名として表記されていなかったので仕方ない、とのことです。
地元新聞は、通称登録する名前(『金子ひろみ』と難しい漢字を平仮名にしたりする)を記載するよりも氏名を記載した方が良いだろうとの判断だったそうです。
もう一度申し上げますが、
栃木県のこの様式では、『氏名(戸籍名)』には戸籍名のみを記載することになっています。私が『金子裕美(山田裕美)』と書いても、足利選管が訂正して山田裕美のみを記載していたことと思います。
全国的に女性議員が少ない中で、
私のように結婚等で戸籍名が変わり、戸籍名と違う名前で活動している議員はレアケースのため、そのような場合の氏名の記載は想定していないようです。
普段使っている名前・戸籍名・通称登録する名前の3つ記載できる欄を設けることで統一して欲しいです。
今後も立候補者説明会の受付の様式は、県からの要求により、今回のような記載となると思われるので、
今後は普段議員として使用している名前が戸籍名と異なる場合があることをご理解いただき、
紙面に掲載する名前を通称名にするなどの対応としていただくことを地元新聞社に要望しました。
そんなわけで、今後も金子ひろみで活動して参りますのでよろしくお願いします。
足利市議会議員
金子裕美