【みんなの声募集中!】
足利市では4月から、県立図書館か足利市立図書館になります。
それに伴い、市役所や学校との連携、独自イベント・事業の充実などなど、より充実した内容に、より利用されやすいように、取り組んでいきたいところです。
そこで、図書館に関する皆さんの意見を聞かせてください。
あんなのがあったらいいな、こんなサービス素敵だな、ここを改善してほしい!などなど。いろいろ聞かせてください。
さて、子育て支援センターが併設されている図書館のある複合施設、愛知県一宮市のiビルの視察に行ってきました。
子育て支援センターだけでなく、市民活動センターや社会福祉協議会、ビジネス支援センター、ホールや会議室などが入っている駅前のビルです。
今回はこのうちの、図書館と子育て支援センターを視察しました。
一言で言うと、素敵!
新しいビルなのでデザイン性もあるし機能が充実しているので余計ですね。
図書館の充実や子育て支援センターの併設だけでなく、一宮市の子育て支援の取り組みそのものも素晴らしかったです。
前の市長さんが、子育て支援に手厚い方だったのだとか。
図書館は5階から7階に入っていて、学習室や社会人専用席、AVやネットができるブース、点字の本や代読サービスの部屋、自動化書庫など充実していました。
5階部分が児童書エリアになっていて、絵本やかみしばいや児童書、読み聞かせやAVコーナーがありました。
なんとここに、小学生までのこどもとその保護者が利用できる『児童調べ学習室』があります。
そして、図書館を出て、ウッドデッキを歩くと、同じ5階に子育て支援センターがあります。
遊んでいる子たちがたくさんいたので写真は載せませんが、足利の子育て支援センターと同じような感じで子どもの遊具があります。
印象的だったのは、『あそびのおうち』というおままごとセットやミニ応接セットが並んだ部屋があり、遊ぶと同時に日常生活の中で何が危険なのか分かる、子どもの事故予防情報コーナーを兼ねていることでした。
1時間五百円の一時預かりサービスもあり、ちょっとしたお買い物や、複合施設での行事に参加するときなど、とっても便利。
一宮市では、子育て支援センターが6箇所あるほか、出張子育て支援センターを月に16ヶ所で行っており、2.5kmに一つの子育て支援センターがあるようにしているそうです。
人口は38万人と、足利の約2.5倍なので、そこがまた少し違うところですが。
この子育て支援センターと、図書館の児童書コーナーを行き来することもでき、
小さい頃から本を身近に感じることができます。
子どもの遊び場の横に子ども図書館がある、前橋のこども図書館みたいですね。
一宮の場合は、図書館自体が三階建てになっていて、児童図書のみで一階分を使っているため、子どもが騒いで他の方に迷惑かけるかも…といった気をあまり使わずに済むのだろうと思いました。
そう思えるだけでも、利用しやすいですよね。