自殺予防の基礎知識 ~気づきと絆でいのちを守る~

 

足利いのちの電話 公開講座を受講しました。
講師は高橋祥友先生。

自殺・うつ病・遺された人々・・・について、
分かりやすく、時に涙や笑いを誘いながらの講演でした。
とても勉強になったので、メモとして投稿。

2013年の日本の交通事故死者数は4,373人。
自殺者数は27,195人。交通事故の6.2倍です。
自殺者数が3万人として
自殺未遂者数は30万人
その周囲でとても深刻な心の傷を負う人は百数十万人、と言われているそうです。

●『孤立』が自殺のキーワード
全ての自殺の背景には、孤立があります。
友人が多くても、周りの助けが見えていない状況もあります。
気づきと絆で自殺予防を。

●アルコール
日本人は、眠れないときにお酒に頼る傾向があるそうです。逆効果です。
アルコールへの依存は、自殺するリスクを60~120倍高めるそうです。

●働き盛りの自殺を防ぐために気を付けること
①うつ病の症状に気を付ける
②原因不明の身体の不調が長引く
③飲酒量が増す
④安全や健康が保てない
⑤仕事の負担が増える、大きな失敗をする、職を失う
⑥職場や家族のサポートが得られない
⑦自分にとって価値あるものを失う
⑧重症の身体疾患にかかる
⑨自殺を口にする
⑩自殺未遂に及ぶ

●自殺の危険に気付いた時の対処法
TALKの原則
Tell  心配していることを言葉に出して伝える。
Ask   希死念慮について素直に尋ねる。真剣に聴くなら尋ねてOK。
Listen 絶望的な気持ちを傾聴する。
Keep safe 安全を確保する(自殺未遂は確実に精神科へ)
だいたい、最初は些細な悩みから打ち明けるので、他には?と聞いてみる。

●遺された人に必要なこと
3つのT
Time 時
Talk 話
Tear 涙
思い出すことは大切な供養である。

●自治体の取組み
・すいみんキャンペーン 「パパ、ちゃんと寝てる?」 (富士市)
・ゲートキーパー
住民にとって身近な人をゲートキーパーに。理容師やスナックのママなど。(富山県、長崎市)
・かかりつけ医や保健師によるスクリーニング(松之山町)

自殺を考えたときは まず
いのちの電話へ。
0284-44-0783

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