足利市の観光について ~6月議会一般質問より~

6月議会一般質問では、
1 観光行政について
(1) 足利学校の日本遺産認定と観光施策
(2) 本市へ来訪する観光客の動向と対策

2 高齢者福祉について
(1) 介護予防・日常生活支援総合事業
(2) ひとり暮らし高齢者への支援

3 子育て支援について
(1) 子供が遊ぶ環境
について行いました。

今回は、足利市の観光行政についてを抜粋してご紹介します。

  1. 1.足利学校の日本遺産認定と観光施策
  • 史跡足利学校が水戸市の旧弘道館、備前市の旧閑谷学校、日田市の咸宜園跡とともに「近世日本の教育遺産群」として、日本遺産第1号に認定された。
    4市の中で足利学校に優位性を持たせた戦略をどのように考えているのか。
    文化庁の事業予算8億円を18カ所に措置されるが、どのような動きになるのか。

教育次長答弁⇒
教育遺産としての雰囲気を損なうことなく、足利学校そのものの価値と、近世の教育に果たしや役割を、文化庁の補助金を活用して広く情報発信を行い、国内外からの観光誘客を進める。市民に対しても様々な事業を通じて、足利学校の素晴らしさを伝えていく。
この認定を活かして、
①日本遺産のストーリーの中で、近世の日本の教育に足利学校が果たした役割を伝えることができる。
②4市連携して宣伝できる。
③東京やスカイツリーに近いため、外国人旅行者向けにも発信できる と考える。
予算に関しては、4市共同事業と単独事業を取りまとめて文化庁に要望書を提出した。近々その内示が出る。4市で構成している協議会へ予算が入金され、協議会の事業として執行することになる。

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2.本市へ来訪する観光客の動向と対策

  • 鑁阿寺の国宝指定や足利学校の日本遺産認定、織姫神社・公園とあしかがフラワーパークの日本夜景遺産認定、映画やドラマの撮影誘致など、本市の観光の魅力が整いつつあるが、近年の本市への観光の動向はどのようなものか。
    2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックを踏まえて、案内等の外国語対応や、WiFi(無線でできるインターネット)環境の整備など、外国人観光客の受け入れ態勢を整える施策の展開が必要だと思うがどうか。

産業観光部長答弁⇒
ゴールデンウィーク中の足利学校、栗田美術館、フラワーパークの3施設への来場者は37万3000人で年々増加している。春と秋のシーズンに多くなる傾向がある。今年は、秋に個々に行われているイベントを『あしかが秋祭り』と集約し、経済波及効果を高めたい。
外国人観光客への対応は、外国語版パンフレット、外国語対応スタッフ・ガイドの配置をしている。
今後は、外国への情報発信や旅行商談会への出展も行っていく。WiFiなどの受け入れ態勢の整備は不可欠であるため、国や県の導入事業など検討するとともに、民間事業者も含めて体制を整えて行きたい。

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日本遺産認定は、観光の起爆剤となりますが、
認定された『ストーリー』を損なうことなく実施してほしいと思います。
認定とストーリーについては、前回の投稿の後半部分を参考ください。

また、外国人観光客にとって、WiFi環境はあって当たり前!
日本は本当にフリーWiFi環境の整備が遅れています。諸外国では、カフェやホテルにフリーWiFiサービスがあって当たり前。日本を旅行していると、その点に不便さを感じます。
部長答弁でも、その必要性を認識しているとのことでしたので、ぜひとも実現してほしいものです。
同時に、パンフレットだけでなく、宿泊先や土産物屋など外国人観光客が立ち寄る場所の外国語対応や、外国語でなくても絵で表記するなど(分別するごみ箱とか)、少しずつ進めて行っていただきたいと思います。